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【書評】リング
リング1鈴木光司1993年4月24日 初版発行角川ホラー文庫 僕が「リング」に出会ったのは原作よりも、映画2の方が早かった。僕の叔母が結婚してすぐ、団地で暮らしていた時のこと。まだ小さい僕は母に連れられてその団地に遊びに行った。2LDKの間取りの一室で... -
【書評・考察】江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者江戸川乱歩2004年7月20日 初版1刷発行株式会社光文社 江戸川乱歩との出会いは、小学校低学年くらいの時、父の書斎でのことだった。何か面白い本はないかなと父の本棚を探索していた時に、ポプラ社の少年探偵団シリーズ... -
【書評】夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体乙一2000年5月25日 第1刷発行集英社文庫 乙一という小説家を知ったのはたしか、僕が男子校生であった時分、女子校生の女友達と目黒の寄生虫博物館を楽しんだその帰り道である。好きな小説の話をしたとき、彼女が教えてくれたのだ。彼女...
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